あの坂道を君が越えてゆく　あの坂道に君が消えてゆく

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『いま僕は君に手紙を書いています　理由はこの素晴らしい今を
いつまでも新鮮なままで残していたいから　そしてこのときを忘れないため

覚えてる？いつかの帰り道君が聞いてくれた僕の悩み
思えば幼い悩みだったけど　あの頃はずいぶん大きく感じてたんだね
君とあの夜この公園で溜まりっぱなしのストレスを吐き出しては
泣きながら二人で踏み潰したね　悪くない夜だった』

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あの坂道を君が越えてゆく　あの坂道に君が消えてゆく

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『信じられないけどもうあの道を二人で　帰ることはないんだね
何度も何度も通った道だけどやっぱり　いつかは忘れちゃうのかな
俺は決して間違ってなんてないって大人たちに喰らいついて
あいつは突き放されたんだよね　僕はあの日利口だった僕が憎かった』

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　うすっぺらな僕の正義をぶっ飛ばしてくれるパンチが欲しい
　ちっぽけな僕の頬を震わせてくれるパンチが欲しい

　あの坂道を君が越えてゆく　あの坂道に君が消えてゆく

『「社会って愛のないもんだよな」なんて分かったような口きいてた
よかったことだけアルバムにして自分がすげえやつだって思いこんでた
屋上の風に吹かれながら　小さなため息をついた僕、
僕はいつから一人でいるのが好きになってしまったの』

　うすっぺらな僕の正義をぶっ飛ばしてくれるパンチが欲しい
　ちっぽけな僕の頬を震わせてくれるパンチが欲しい

あの坂道を君が越えてゆく　あの坂道に君が消えてゆく
あの坂道を君が越えてゆく　あの坂道に君が消えてゆく